発達が気になる親子さんたちと接していて
時々気になることがあります。
レッスン時に保護者の方がお子さんの前で
困りごと、気になることをお話しになることです。
年齢が高くて繊細なことがはっきりしている
お子さんの場合は親御さんも良く認識されていて
そういうことは少ないですが
年齢が低い、もしくはあまり気にしてないそぶりを
みせるお子さんの場合は親御さんも無防備になって
しまうのでしょうね。
私は小さな子どもでも聞いていると思います。
明確な意味がわからなくても
何かおかあさんがぼくの心配ごとを話している
自分には心配事があるのだと
心の中にそういう思いがたまっていくのではないかと
思っています。
なので、教室ではご相談はレッスン中ではなくて
メールやお手紙や別の時間に面談でお願いしています。
でもついやっちゃうんですよね。
ちょっとハラハラします。
発達課題のあるお子さんたちはただでさえ
自己肯定感が低くなりがちです。
完璧に隠さなくてもいいですが
少し配慮が必要かなと感じています。
おとうさん、おかあさん、
現状を冷静に分析することも必要ですが
どうかお子さんの前では
ご本人を認めてあげてくださいね。