不器用な子どもたちのからだづくり

関西国際大学教授 中尾繁樹先生、ビジョントレーニングの北出勝也先生、Yogaトレの植田先生 のお三方が一堂に集まっての贅沢な講演会が先日大阪で行われました。

最初の中尾先生のお話がとても良かったです。
子どもの発達の問題が言われるようになって
ようやく療育が公的になされるようになったけれども
心や学習面へのアプローチが多い中で、
実は多くの場合身体の問題が関係しているということを大学先生がおっしゃっている。
私が今まで存じ上げなかっただけなのですが、よかった~と思いました。

中尾先生はこれまで4000校もの学校を訪問され、多くの子どもを見てアセスメントなさったとか。
それでも子どもたちの不適応の原因が身体的なところにあるということが
まだまだ知られていないことにはがゆい気持ちになります。

それでもひとつひとつ歩みを進めていくしかないんだろうな、
自分も頑張らなきゃと改めて思ったのでした。
中尾先生のお話はとても楽しく、大切なことをおっしゃっていて
もっともっと聞きたい!と思うものでした。

「やってみようからだづくり「」で提案されていた動きについて
率直な感想としては、発達課題のある子どもたちには少し難しすぎるなぁ、と感じました。
habita的にはその前の段階の身体育てが必要だろうと。
すべてのお子さんのために考えられたものでしょうから当然だと思いますが。

ある程度身体が動かせるようになった子どもたちには
教えていただいた動きを遊びの中で取り入れていきたいと思います。

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